生まれてきてくれて、Welcome
人生には、様々な節目があるけど、子供の誕生はその頂点に位置しているかもしれない。孫が産まれ、コロナによる入院隔離が終わり、ついに抱くことができた。
乳幼児の育児は十分に経験してきたけど、久し振りに生後6日目の赤ちゃんを抱っこするのは緊張した。でもすぐに思い出した、ああ、なんとも頼りなくも、柔らかくて大切にホールドする感触。
11月からずっと体調もメンタルも不調だったけど、何かが変わるのを実感した。
急にメンタルが双極する感じではなく、新たな扉が開いた感触。真っ白で真っ新な人間が誕生して、その子を抱っこしたことによる、なんとも言えない人生の転換期を、感じた。
今まで、散々な想いをしてメンタルを病み、長い睡眠障害に苦しんでいるけど、ここで新たなステップ、ドアが開いたように感じ入った。残り少ない人生を、この新しい生命のために費やしたい、と感じた。
いわゆる孫を溺愛する御祖父ちゃんになるわけだけど、根拠もなく自然に感情移入できるなんて、人生の玉石混淆は、まだまだ続くんだと思い知った。
人生の良くも悪くも、「切れ目」は何度か存在し、リセットして遣り直しのできるものだと、少し悔しんだけど、孫の存在は絶大でした。
午前1時半、全然眠れません。