Roofie’s blog

双極性感情障害、睡眠障害歴13年。

緊急手術(網膜剝離)

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前回と同じ右眼、今回はガスではなくシリコンオイル注入

 マイッた、また右眼の緊急手術、網膜剥離再発。7日日曜日は普通に外で活動した。まあ、9月1日のエア注入手術から順調に回復したけど、何となく違和感はあったけど。

 

 火曜日から影が現れ、明らかに視野狭窄、黒い幕が下りてきた。これは半端ない。予定をキャンセルして、朝一で眼科に並んで検査、診察。

 

 先生、あっさり網膜剥離、今日手術するからね~、ガスじゃなくてオイル入れるから、だそうです。待ち時間に検索したら、歌手の小林幸子が受けた手術と同じ。安定したらオイルを抜く手術が必要。かなり面倒だけど、術後の視力回復は早いらしい。

 

 もう、お任せするしかない。時間があったので、一旦帰宅してランチして、シャワー。近所に良い病院があると便利。都心での生活なんてもう論外。

 

 さて、いつものトロコイド式手術です。点滴入れて、点眼の嵐。緊急手術だから遅くなるだろうと持ったけど、5時過ぎに呆気なく呼ばれる。手術前の控室にはモニターがあって、手術中の目ん玉がアップでリアルタイム中継されていて、見てて面白いんだけど、看護師さんに「見ないで下さいね」、と止められてしまった。

 

 すぐに呼ばれていつもの広い手術室へ。院長はいつもの乗りで、「頑張ろな~」と関西弁。素足か雪駄ビーサンだったかは見えなかった。

 

 すぐにヨードで消毒されて手術開始。針が目玉に次々刺さる。痛みは当然あるけど、耐えられるレベル。それよりも、針が目玉に刺さっている状況を想像する方が怖い。

 

 光が輝く視野に刺さる細い針、回転音がして、剥がれた網膜を切り取っているのだろうか。前回ではなかった。次に青色したレーザーが光って、焼き付けてる感じ。見た目はとても奇麗な風景。痛みはほとんどない。

 

 次は、透明な液体が注入されるのがわかる。ここまでは初めての展開。そして、終わり。相変わらず早い。手術時間は15分ってところ。すぐに車いすで退場。それから15分はうつ伏せにされて待機。

 

ジワジワと痛みは感じるけど、耐えられるレベル。点滴が抜かれ、静かに下を向きながら1階へエレベーターで降りる。看護師さんが付き添ってくれる。少し待って内科医の診察を受けて終了。

 

 長い1日だった。帰りはいつも通り家まで送ってくれる。今回の運転手は話好きで、ドクターの本物電車集めの趣味から始まって、ご自身はカメラ取集で30台以上持っているそうだ。

 

 カメラの話なら、こっちも負けないので、夢中で話している間にマンションに到着。お疲れ様でした。

 

 さあ、今夜は長い。うつ伏せ状態は、ガス注入に比べて今夜一晩で良いらしいが、うつ伏せでなんか眠れるはずない。まずは速攻で痛み止めを飲んで、なんとか体制を確保して、楽な姿勢を探す。

 

 なんとかなりそうな枕の位置とか工夫して、下向き態勢を作ってから、眠剤をMAX飲んで、2時間くらい眠れた。上出来。で、午前からブログ打ってます。

 

 今朝も一番で眼科に並んで、観てもらいます。今回も保険で手術給付金が出るので、懐は痛まない。

 

 でも、また飛べるようなるだろうか。目の老化、劣化には、気持ちが堕ちる。