自宅警備員
昨日は久し振りに一歩も外へ出なかった。ベッドで鉛になっていたわけではなく、部屋でのんびりとギターを弾いたりして過ごす。マンションの8階なので、立春を過ぎた日差しが眩しく、汗ばむくらい。
飲み物は自家製の珈琲と麦茶。食事もお手製で質素。ゆえに1銭も使わなかった。
時間はたっぷりあるので、パソコンで薬を調べる。Askドクターズなどで。主にベンゾジアゼピン系のデメリットに関して調べ、ネットでは「ベンソ脳」なんて言われて、酷評されている。
ベンソは確かに依存性は高い。認知症になりやすい研究結果もあるけど、冷静に調べると、確たるエビデンスはない。眠れないでQOLを下げてしまう方が、逆効果になる、との見解の医師もいる。
私が長年掛かっている精神科医師は、この考え方。もちろん減薬には賛成で、オレキシン受容体拮抗薬もためしたけど、効かなかったので、ハルシオンとサイレースに落ち着いている。
ネットやAskドクターズでは、ベンソ系は散々な書かれ方。麻薬と同じとか、脳障害、脳委縮、早期痴呆症、などなど。絶対に処方しない医師もいる。
そんなに危険な薬なのだろうか。
昨夜も9時にハルシオンとサイレースMAXで、スムーズに入眠。午前2時半にスッキリお目覚め。悪い睡眠ではなかった。
Askドクターズの一人からは、「ベンゾによって、本来の寝る方法を忘れてる状態なんです。脳に寝るための手順を再認識する方法が必要です。そのためのカウンセリングなら有効でしょう。私なら、寝るための方法を伝授したいところです。結構簡単そうで難しですよ。」なんて返答。
もちろん、健忘やふらつきなどの副作用は理解しているし、老人が飲むのは危険だろう。これから加齢していくから、生涯飲み続けるわけにはいかない。睡眠を改善して減薬することばベスト。
今でも世界中で使われているベンゾジアゼピン系の眠剤って、そんなに悪者なのだろうか?